tuxpaint-pencil-sharpener/docs/ja_JP.UTF-8/OPTIONS.txt
2025-06-08 09:56:29 -07:00

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Tux Paint
バージョン 0.9.36
### 各種設定について ###
Copyright © 2002-2025 by various contributors; AUTHORS.txt 参照.
https://tuxpaint.org/
2025年5月 2日
+------------------------------------------------------+
| 目次 |
|------------------------------------------------------|
| * Tux Paint 設定ツール |
| * 設定ファイルについて |
| * 利用可能なオプション |
| + 画面・音声 |
| + マウス・キーボード |
| + 単純化 |
| + 言語関連 |
| + 印刷 |
| + 保存 |
| + データ |
| + 操作方法 |
| + ジョイスティック |
| * システム全体の設定を上書きする |
| * コマンドラインオプション |
| + 情報を表示するためのコマンドラインオプション |
| * 使用する言語の選択 |
| + 利用可能な言語 |
| + 環境で使用する言語の設定 |
| + 言語固有のフォント |
+------------------------------------------------------+
Tux Paint 設定ツール
Tux Paint の動作をカスタマイズするには、グラフィカルな操作で設定が変更できる
ツールがご利用いただけます。しかしながら、このツールをインストールしたくない場
合や、利用可能なオプションについて、さらに詳細を知りたいという方は、以下の説明
を参照して下さい。
設定ファイルについて
簡単な設定ファイルを作成して、Tux Paint の起動時に読み込ませることができます。
設定ファイルは、有効にしたいオプションを記述した、シンプルなテキストファイルで
す。
### Linux 及び Unix のユーザー ###
/home/ユーザー名/.tuxpaintrc
## システム全体の設定ファイル ##
ユーザー毎の設定ファイルが読み込まれる前に、以下の場所にある、システムの全ユー
ザーに適用される設定ファイルが読み込まれます。(標準では、全ての変更が無効にさ
れています)
/etc/tuxpaint/tuxpaint.conf
### macOS のユーザー ###
/Users/ユーザー名/Library/Application Support/TuxPaint/tuxpaint.cfg
## システム全体の設定ファイル ##
ユーザー毎の設定ファイルが読み込まれる前に、以下の場所にある、システムの全ユー
ザーに適用される設定ファイルが読み込まれます。(標準では、全ての変更が無効にさ
れています)
/Library/Application Support/TuxPaint/tuxpaint.cfg
### Windows のユーザー ###
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\TuxPaint\tuxpaint.cfg
設定ファイルはメモ帳やワードパッドで作成できますが、必ずテキストファイルとして
保存するよう注意して下さい。また、ファイル名に ".txt" という拡張子をつけないよ
うにします。
## システム全体の設定ファイル ##
ユーザー毎の設定ファイルが読み込まれる前に、以下の場所にある、システムの全ユー
ザーに適用される設定ファイルが読み込まれます。(標準では、全ての変更が無効にさ
れています)
C:\Program Files\TuxPaint\tuxpaint.cfg
### Haiku のユーザー ###
/boot/home/config/settings/TuxPaint/tuxpaint.conf
⚙ コマンドラインオプション "--nosysconfig" 用いると、システム全体の設定ファイル
は無視され、ユーザー毎の設定ファイルやコマンドラインオプションによる変更のみが
反映されます。
利用可能なオプション
設定ファイルでは、以下のオプションを設定することができます。(コマンドラインオ
プションによる設定が優先されます。以下のコマンドラインオプション"の項をごらん下
さい)
### 画面・音声 ###
## 画面 ##
→ fullscreen=yes ←
プログラムを、ウィンドウ内ではなく、フルスクリーンモードで起動します。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "fullscreen=no" を設定すると上書きされることがあります。また、どちら
の設定も、コマンドラインオプションの "--windowed" で変更できます。
→ fullscreen=native ←
プログラムをフルスクリーンモードで起動します。その際、画面の解像度をオペ
レーティングシステムの設定から推定します。
→ windowsize=SIZE ←
ウィンドウモードの場合、"SIZE" で指定するウィンドウサイズで、フルスクリーン
モードの場合、"SIZE" で指定する解像度でプログラムを起動します。(標準では
"800x600" です)
SIZE の値は、数値の間に半角小文字の "x" を用いて、幅x高さ' のように、ピク
セル単位で記述します。幅は最低で 640 ピクセル、高さは最低で 480 ピクセルで
す。
例:
o 640x480
o 1024x768
o 768x1024
o 1600x1200
💡 利用可能なディスプレイが1つのみで Tux Paint が(フルスクリーンではなく)
ウィンドウモードで実行されており、ウィンドウサイズの設定がディスプレイサイ
ズより大きい場合、ウィンドウサイズは強制的にディスプレイサイズに合わせられ
ます。
→ orient=portrait ←
ウィンドウの幅と高さの設定を入れ替えます。これは、タブレットパソコンのよう
な縦型のディスプレイでウィンドウを回転させる際に便利なオプションです。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "orient=landscape" を設定すると上書きされることがあります。また、ど
ちらの設定も、コマンドラインオプションの "--orient=landscape" で変更できま
す。
→ native=yes ←
Tux Paint をフルスクリーンモードで起動する際、"windowsize" オプションの設定
を無視して、オペレーティングシステムが設定する画面解像度に従います。
→ allowscreensaver=yes ←
標準では、Tux Paint の起動中はスクリーンセーバーが起動しない設定になってい
ますが、"allowscreensaver" オプションを指定すると、スクリーンセーバーが有効
になります。(環境変数 "SDL_VIDEO_ALLOW_SCREENSAVER" の値を "1" に設定して
も、同様のことができます)
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "allowscreensaver=no" または "disablescreensaver=yes" を設定すると上
書きされることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--disablescreensaver" で変更できます。
## 音声 ##
→ nosound=yes ←
効果音を無効にします。(注: このオプションを設定すると、[Alt] + [S] を押し
ても、効果音を有効化することはできません
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "nosound=no" または "sound=yes" を設定すると上書きされることがありま
す。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの "--sound" で変更できま
す。
→ nostereo=yes ←
ステレオの効果音を無効にする。(片耳イヤホンや1台のスピーカーで使用する場
合に役に立ちます)
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "nostereo=no" または "stereo=yes" を設定すると上書きされることがあり
ます。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの "--stereo" で変更で
きます。
## インターフェースサイズ ##
→ buttonsize=SIZE ←
Tux Paint のユーザーインターフェースの各種ボタンのサイズを標準の "48" から
変更します。非常に高解像度のディスプレイや、視線入力といった分解能の低い操
作デバイスを使用する場合に有効です。
SIZE の値は24から192までのピクセル値で指定します。ほとんどのボタンは正方形
となっており、この設定はボタンの幅と高さの両方に影響します。
SIZEの値として "auto" を指定すると、Tux Paint のウィンドウ(またはフルスク
リーンディスプレイ)のサイズに基づいて、適切なボタンサイズが選択されます。
(デフォルトの画面サイズ 800x600 の場合、ボタンサイズはデフォルトの "48" に
なります。)
💡 注: 選択されたボタンのサイズが大きすぎて画面内に必要なすべてのインター
フェースが表示しきれない場合は、できる限り大きなボタンサイズが使用されま
す。(その旨がstderrに出力されます)
→ colorsrows=ROWS ←
カラーパレットのボタンを何列表示するかを指定します。色数の多いカラーパレッ
ト(上記の "colorfile" を参照)を使う場合や、視線入力などの分解能の低い操作
デバイスを使用する場合に便利です。"ROWS "には、"1"(デフォルト)から "3" ま
での値を指定します。
### マウス・キーボード ###
## マウスカーソル ##
→ nofancycursors=yes ←
Tux Paint 独自のマウスポインタを無効にし、システム標準のマウスポインタを使
用するようにします。
環境によっては Tux Paint のマウスカーソルが原因で不具合が起こることがありま
す。そういった場合にこのオプションを有効にして下さい。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "nofancycursors=no" または "fancycursors=yes" を設定すると上書きされ
ることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--fancycursors" で変更できます。
→ hidecursor=yes ←
マウスカーソルを表示しないようにします。
タブレットPCなどのタッチスクリーンを用いるデバイスのためのオプションで
す。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "hidecursor=no" または "showcursor=yes" を設定すると上書きされること
があります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの "--showcursor"
で変更できます。
## キーボード ##
→ noshortcuts=yes ←
キーボードショートカット(保存: [Ctrl]-[S]、新規作成: [Ctrl]-[N] など)を無
効にします。
これは、キーボードの操作に慣れていない子供が不用意にコマンドを実行してしま
うことを防ぐために有効です。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "noshortcuts=no" または "shortcuts=yes" を設定すると上書きされること
があります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの "--shortcuts"
で変更できます。
## マウス ##
→ grab=yes ←
Tux Paint がマウスとキーボードを「独占」します。マウスカーソルが Tux Paint
のウィンドウ内に限定され、ほとんどすべてのキーボード入力が直接 Tux Paint に
渡されます。
これは、ユーザーが Tux Paint から抜け出すことができないようにするのに便利で
す。 [Alt]-[Tab] によるウィンドウの切り替えや、[Ctrl]-[Escape] キーによる操
作が無効になります。このオプションは、特にフルスクリーンモード時に有効で
す。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "grab=no" または "dontgrab=yes" を設定すると上書きされることがありま
す。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの "--dontgrab" で変更で
きます。
→ nowheelmouse=yes ←
マウスでのホイールによる操作が無効になります。(通常、ホイールは右のセレク
ターメニューをスクロールします)。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "nowheelmouse=no" または "wheelmouse=yes" を設定すると上書きされるこ
とがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--wheelmouse" で変更できます。
→ nobuttondistinction=yes ←
For children who have trouble with the mouse, this distinction between the
two or three buttons on a mouse may be disabled by using this option.
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "nobuttondistinction=no" または "buttondistinction=yes" を設定すると
上書きされることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプション
の "--buttondistinction" で変更できます。
### 単純化 ###
## 操作の単純化 ##
→ simpleshapes=yes ←
「ずけい」ツールで、形を決めたあとに回転させるステップを省略します。クリッ
クして、ドラッグして、ボタンを離すだけで、図形を描くことができます。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "simpleshapes=no" または "complexshapes=yes" を設定すると上書きされ
ることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--complexshapes" で変更できます。
→ nooutlines=yes ←
このモードでは、「せん」ツール、「かたち」ツール、「はんこ」ツールそしてけ
しゴムを使うときに、アウトラインをシンプルな線で表示します。
Tux Paint を非常に遅いパソコンで使いたい場合や、リモートの X-Window ディス
プレイで使う場合に、速度を改善します。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "nooutlines=no" または "outlines=yes" を設定すると上書きされることが
あります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの "--outlines" で
変更できます。
→ uppercase=yes ←
すべてのテキストが大文字で表記されます(例: 「Brush」は「BRUSH」。まだ大
文字しか習っていない子供たちにとって役に立つオプションです。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "uppercase=no" または "mixedcase=yes" を設定すると上書きされることが
あります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの "--mixedcase" で
変更できます。
## スタンプの初期サイズ ##
→ stampsize=SIZE ←
すべてのスタンプの初期の大きさを 0最小から 10最大の間で設定します。
SIZE の値はスタンプ自体の大きさと Tux Paint のキャンバスサイズによって決ま
る大きさに対する相対的な指定になります。
SIZE の値に default を指定すると、Tux Paint がスタンプの大きさを自動的に決
定します。(これが標準の動作です)
## 機能制限 ##
→ noquit=yes ←
画面の "やめる" ボタンや [Escape] キーによるプログラム終了を無効にする。
なお、この場合でも [Alt] + [F4] の組み合わせや、フルスクリーンモードでない
場合は、閉じるボタンを押せば、プログラムを終了することができます。
また、[Shift] + [Control] + [Escape]. というキーの組み合わせでもプログラム
を終了することができます。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "noquit=no" または "quit=yes" を設定すると上書きされることがありま
す。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの "--quit" で変更できま
す。
→ nostamps=yes ←
「はんこ」の画像を読み込まず、「はんこ」ツールを無効にします。
これによって、初回起動時のプログラムの読み込みが高速になります。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "nostamps=no" または "stamps=yes" を設定すると上書きされることがあり
ます。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの "--stamps" で変更で
きます。
→ nostampcontrols=yes ←
「はんこ」ツールの画像には、上下または左右に反転できたり、大きさを変更した
りできるものがあります。このオプションを設定すると、このような操作を無効に
します。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "nostampcontrols=no" または "stampcontrols=yes" を設定すると上書きさ
れることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--stampcontrols" で変更できます。
→ nostamprotation=yes ←
はんこを回転させるステップを省略し、1回のクリックで通常の向きにはんこを配
置します。
📜 注: はんこの回転機能は Tux Paint バージョン 0.9.29 で追加されました。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "nostamprotation=no" または "stamprotation=yes" を設定すると上書きさ
れることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--stamprotation" で変更できます。
→ nomagiccontrols=yes ←
「まほう」ツールの中には、「ふで」ツールのように画像の一部分だけに効果を及
ぼすか、キャンバス全体に効果を及ぼすかを選択できるものがあります。このオプ
ションを設定すると、「まほう」ツールの動作の選択を無効にして、ツールごとに
標準の動作だけをするようにします。(たいていは「ふで」のような動作になりま
す)
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "nomagiccontrols=no" または "magiccontrols=yes" を設定すると上書きさ
れることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--magiccontrols" で変更できます。
→ nomagicsizes=yes ←
「まほう」ツールの中には、描画のサイズや効果が及ぶ幅の大きさを変更できるも
のがあります。このオプションを設定するとサイズの変更を無効にして、ツールご
との標準のサイズを使用します。(この場合、「れんが」や「めだま」などいくつ
かのプラグインでは、異なるサイズのツールが追加されます。)
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "nomagicsizes=no" または "magicsizes=yes" を設定すると上書きされるこ
とがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--magicsizes" で変更できます。
→ ungroupmagictools=yes ←
デフォルトでは、タックスペイントの「まほう」ツールは、似たようなツールのグ
ループにまとめられています(例えば、色、彩度、暗転/明転ツールはすべて一まと
まりです。このオプションはグループ化を解除し、すべてのツールを1つの長いリ
ストにまとめます。
📜 注: 「まほう」ツールのグループ化は、バージョン 0.9.27 で導入され、バー
ジョン 0.9.33 で、これを無効にするオプションが追加されました。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "ungroupmagictools=no" または "groupmagictools=yes" を設定すると上書
きされることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--groupmagictools" で変更できます。
→ noshapecontrols=yes ←
「かたち」ツールでの2つの動作モード-マウスをクリックした箇所を中心として
図形を拡大するか、マウスをクリックした箇所をコーナーとして図形を拡大するか
-を選択するボタンを無効にします。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "noshapecontrols=no" または "shapecontrols=yes" を設定すると上書きさ
れることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--shapecontrols" で変更できます。
→ nolabel=yes ←
「ラベル」ツールを無効にします。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "nolabel=no" または "label=yes" を設定すると上書きされることがありま
す。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの "--label" で変更できま
す。
→ nobrushspacing=yes ←
「ふで」ツールとLines「せん」ツールで、描画間隔の調整を無効にします。標準の
描画間隔が用いられます。
📜 注: 描画間隔調整のオプションは、バージョン 0.9.28 で追加されました。描画
間隔調整についての詳細は、EXTENDING.htmlを参照してください。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "nobrushspacing=no" または "brushspacing=yes" を設定すると上書きされ
ることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--brushspacing" で変更できます。
→ complexity=COMPLEXITY ←
タックスペイントの操作の複雑さ(熟達度合い)のレベルを設定します。これによ
り、いくつかの「まほう」ツールが無効になったり、異なる動作をしたりします。
(例えば、"クローン "ツールは初心者モードでは使用できません。また、1点、2
点、3点透視図法ツールは中級者モードでは消失点の編集ができません)。
COMPLEXITY は以下の3とおりから選択できます。
→ advanced (the default) ←
「上級者」 — Tux Paint に精通していて、複雑な操作が可能なユーザー向け。
→ beginner ←
「中級者」 — ある程度 Tux Paint に慣れているが、複雑なツールにとまどっ
たり、フラストレーションを感じるユーザー向け。
→ novice ←
「初心者」 — 初めて Tux Paint を使うユーザーや、コンピューターの経験が
浅いユーザー、または、特殊な操作が必要なユーザー向け
📜 注: 難易度のオプションは、Tux Paint バージョン 0.9.32 で導入されました。
詳しくは個々の「まほう」ツールのドキュメントを参照して下さい。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "complexity=advanced" を設定すると上書きされることがあります。また、
どちらの設定も、コマンドラインオプションの "--complexity=advanced" で変更で
きます。
→ notemplateexport=yes ←
「ひらく」ダイアログで、保存された作品を用いて新しいテンプレート画像を作成
する機能を無効にします。
📜 注: テンプレート作成機能は Tux Paint バージョン 0.9.31 で追加されました。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "notemplateexport=no" または "templateexport=yes" を設定すると上書き
されることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--templateexport" で変更できます。
→ noerase=yes ←
「ひらく」ダイアログの「けす」ボタンを使って保存した作品を削除したり、「さ
いしょから」ダイアログの「けす」ボタンを使って自作のテンプレート画像を削除
する機能を無効にします。特に --saveovernew オプションと組み合わせて、意図し
ない操作で作品を失うのを防ぐことができます。
📜 注: このオプションは Tux Paint バージョン 0.9.31 で追加されました。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "noerase=no" または "erase=yes" を設定すると上書きされることがありま
す。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの "--erase" で変更できま
す。
### 言語関連 ###
## 言語 ##
→ lang=LANGUAGE ←
サポートされている中から言語を指定して Tux Paint を起動します。現時点で
LANGUAGEに指定できる言語は以下のとおりです:
+-----------------------------------------------------------------+
| english | american-english | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| acholi | acoli | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| afrikaans | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| akan | twi-fante | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| albanian | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| amharic | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| arabic | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| aragones | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| armenian | hayeren | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| assamese | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| asturian | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| australian-english | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| azerbaijani | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| bambara | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| basque | euskara | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| belarusian | bielaruskaja | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| bengali | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| bodo | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| bokmal | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| bosnian | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| brazilian-portuguese | portugues-brazilian | brazilian |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| breton | brezhoneg | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| british-english | british | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| bulgarian | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| canadian-english | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| catalan | catala | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| chinese | simplified-chinese | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| croatian | hrvatski | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| czech | cesky | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| danish | dansk | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| | dogri | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| dutch | nederlands | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| esperanto | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| estonian | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| faroese | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| finnish | suomi | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| french | francais | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| fula | fulah | pulaar-fulfulde |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| gaelic | gaidhlig | irish-gaelic |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| galician | galego | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| georgian | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| german | deutsch | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| greek | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| gronings | zudelk-veenkelonioals | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| gujarati | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| hebrew | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| hindi | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| hungarian | magyar | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| icelandic | islenska | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| indonesian | bahasa-indonesia | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| inuktitut | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| italian | italiano | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| japanese | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| kabyle | | kabylian |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| kannada | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| kashmiri-devanagari | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| kashmiri-perso-arabic | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| khmer | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| kiga | chiga | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| kinyarwanda | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| klingon | tlhIngan | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| konkani-devanagari | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| konkani-roman | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| korean | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| kurdish | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| latvian | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| lithuanian | lietuviu | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| luganda | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| luxembourgish | letzebuergesch | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| macedonian | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| maithili | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| malay | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| malayalam | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| manipuri-bengali | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| manipuri-meitei-mayek | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| marathi | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| mexican-spanish | espanol-mejicano | mexican |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| mongolian | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| ndebele | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| nepali | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| northern-sotho | sesotho-sa-leboa | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| norwegian | nynorsk | norsk |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| occitan | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| odia | oriya | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| ojibwe | ojibway | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| persian | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| polish | polski | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| portuguese | portugues | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| punjabi | panjabi | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| romanian | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| russian | russkiy | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| sanskrit | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| santali-devanagari | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| santali-ol-chiki | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| scottish | ghaidhlig | scottish-gaelic |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| serbian | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| serbian-latin | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| shuswap | secwepemctin | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| sindhi-devanagari | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| sindhi-perso-arabic | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| slovak | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| slovenian | slovensko | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| songhay | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| southafrican-english | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| spanish | espanol | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| sundanese | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| swahili | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| swedish | svenska | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| tagalog | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| tamil | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| telugu | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| thai | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| tibetan | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| traditional-chinese | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| turkish | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| twi | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| ukrainian | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| urdu | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| venda | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| venetian | veneto | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| vietnamese | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| walloon | walon | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| welsh | cymraeg | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| wolof | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| xhosa | | |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| miahuatlan-zapotec | | zapotec |
|-----------------------+-----------------------+-----------------|
| zulu | | zulu |
+-----------------------------------------------------------------+
→ --locale LOCALE ←
Tux Paint で使用する言語を指定します。使用する言語ごとの言語コードの設定
(例えば、ドイツ語では "de_DE")については、以下の "使用する言語を変更する"
の項もごらん下さい。
(環境変数 "$LANG" などによって言語環境が設定されている場合は、環境設定が優
先されるので、このオプションを設定するは必要ありません。)
→ mirrorstamps=yes ←
反転可能なスタンプは、はじめから反転されるようにします。
左から右ではなく右から左に向かって描き進むことを好むユーザーに役に立つオプ
ションです。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "mirrorstamps=no" または "dontmirrorstamps=yes" を設定すると上書きさ
れることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--dontmirrorstamps" で変更できます。
## フォント ##
→ sysfonts=yes ←
もじツールで、オペレーティングシステムのフォントを使用します。通常では、Tux
Paint はパッケージに付属するフォントだけを使用します。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "sysfonts=no" または "nosysfonts=yes" を設定すると上書きされることが
あります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの "--nosysfonts"
で変更できます。
→ alllocalefonts=yes ←
バージョン0.9.21以前では、Tux Paintは、特定の言語のみに固有のもの例えば、
ラテン文字を持たないチベット語のフォントなども含めて、fonts ディレクトリ
にあるすべてのフォントを読み込んでいました。0.9.21 以降では、Tux Paint が動
作している言語環境に合ったフォントだけが読み込まれます。
以前のバージョンのように全てのフォントを読み込むようにするには、このオプ
ションを有効にします。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "alllocalefonts=no" または "currentlocalefont=yes" を設定すると上書
きされることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--currentlocalefont" で変更できます。
→ uifont=FONT NAME ←
もじツールで、オペレーティングシステムのフォントを使用します。通常では、Tux
Paint はパッケージに付属するフォントだけを使用します。
"default" を指定すると、規定のフォントが使用されます。(標準の動作)
### 印刷 ###
## 印刷の制御 ##
→ noprint=yes ←
印刷を無効にします。
→ printdelay=SECONDS ←
SECONDS で設定した秒数ごとに1回だけしか印刷できなくなります。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定ファ
イルで "printdelay=0" を設定すると上書きされることがあります。また、どちら
の設定も、コマンドラインオプションの "--printdelay=0" で変更できます。
## 印刷ダイアログの表示 ##
→ altprint=always ←
"いんさつ" ボタンをクリックすると、常に印刷ダイアログを表示しますLinux と
Unix では、"altprintcommand" で設定したプログラムが起動します)。[Alt] キー
を押しながら "いんさつ" ボタンをクリックするのと同じ動作ですが、毎回 [Alt]
キーを押す必要がないということです。
→ altprint=never ←
"いんさつ" ボタンを押したときの [Alt] キーの効果を無効にして、印刷ダイアロ
グが表示されないようにしますLinux と Unix では、"altprintcommand" で設定
したコマンドが起動されなくなります)。
→ altprint=mod ←
印刷時の標準の動作です。[Alt] キーを押しながら "いんさつ" ボタンをクリック
すると印刷ダイアログが表示され、[Alt] キーを押さずに "いんさつ" ボタンをク
リックすると、ダイアログを表示せずに印刷します。
## 印刷設定の保存 ##
→ printcfg=yes ←
Windows と macOS のみ)
印刷の設定をファイルから読み込みます。[Alt] キーを押しながら "いんさつ"
ボタンを押すと、Windows の印刷ダイアログが起動します。
"printcfg" オプションが設定されていれば、変更した印刷の設定は "userdata
/print.cfg" ファイルに保存され、再利用されます。
💡 注: これはフルスクリーンモードではない場合のみ有効です。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定
ファイルで "printcfg=no" または "noprintcfg=yes" を設定すると上書きされ
ることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--noprintcfg" で変更できます。
## 印刷コマンド ##
→ printcommand=COMMAND ←
(Linux 及び Unix の場合のみ)
"いんさつ" ボタンが押されると、COMMAND で指定したコマンドを用いて
PostScript 形式のファイルを印刷します。標準では以下のコマンドが使用され
ます:
lpr
→ altprintcommand=COMMAND ←
(Linux 及び Unix の場合のみ)
[Alt] キーを押しながら "いんさつ" ボタンをクリックすると、COMMAND で指
定したコマンドを用いて PostScript 形式のファイルを印刷します。Windows
やmacOSで [Alt] + '印刷' とすると、印刷ダイアログが表示されるのと似てい
ます)
標準では、以下の KDE の印刷ダイアログが用いられます:
kprinter
## 用紙サイズ ##
→ papersize=PAPERSIZE ←
Windows, macOS, BeOS, Haiku を除く、内蔵 PostScript 出力エンジンを使
用するプラットフォーム向け)
生成する PostScript ファイルの用紙サイズを指定します。指定がなければ、
最初に環境変数 $PAPER が、次に /etc/papersize ファイルがチェックされ、
最後に 'libpaper'ライブラリの標準の用紙サイズが使用されます。
次のサイズ指定が使えます: letter, legal, tabloid, executive, note,
statement, a0, a1, a2, a3, a4, a5, a6, a7, a8, a9, a10, b0, b1, b2 b3,
b4, 10x14, 11x17, halfletter, halfexecutive, halfnote, folio, quarto,
ledger, archA, archB, archC, archD, archE, flsa, flse, csheet, dsheet,
esheet.
### 保存 ###
## 上書き保存 ##
→ saveover=yes ←
以前の絵を編集して保存するときに、"いまかいたえとまえのえをいれかえる?
" と確認を求めないようにします。この設定では、前の絵は常に上書きされま
す。
→ saveover=new ←
上記と同様に保存の確認を求めないようにしますが、この設定では、前の絵を
上書きせずに、常に新しいファイルを作成して保存します。
→ saveover=ask ←
(絵を保存するときの標準の動作なので、この設定は冗長なものとなります)
以前の絵を編集して保存するときに、以前の絵を上書きするかどうかを尋ねら
れます。
## 起動時の設定 ##
→ startblank=yes ←
Tux Paint を起動する際、前回最後に開いていた絵を読み込む代わりに、毎
回、空のキャンバスで開始します。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定
ファイルで "startblank=no" または "startlast=yes" を設定すると上書きさ
れることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--startlast" で変更できます。
→ newcolorslast=yes ←
「さいしょから」でキャンバスを選択する際、単色のキャンバスが末尾に、ス
ターター画像やテンプレートが先頭になるよう、表示順序を変更します。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定
ファイルで "newcolorslast=no" または "newcolorsfirst=yes" を設定すると
上書きされることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプ
ションの "--newcolorsfirst" で変更できます。
## 保存・書き出し先のディレクトリ ##
→ savedir=DIRECTORY ←
Tux Paint が、作品を保存する "saved" ディレクトリの場所を変更します。
特に設定していなければ、標準のディレクトリは次の場所にあります:
→ Linux / Unix ←
各ユーザーのホームディレクトリ以下の隠しディレクトリ:
/home/ユーザー名/.tuxpaint/saved/
→ Windows ←
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\TuxPaint\saved\
→ macOS ←
/Users/ユーザー名/Library/Application Support/TuxPaint/saved/
→ Haiku ←
/boot/home/config/settings/TuxPaint/saved/
💡 注: Windowsのドライブ例: "H:\")を指定する際は、サブディレクトリも
指定する必要があります。
📜 注: バージョン 0.9.18 以前は、作品データ以外に、個人用データファイル
(ペイントブラシ、スタンプ、スターター、フォント)を検索する場所として
も、"savedir" の設定を使用していました。バージョン 0.9.18 からは、これ
らのディレクトリの場所を別途指定することができます(後述の "datadir" オ
プションを参照)。
例: savedir=Z:\tuxpaint\
→ exportdir=DIRECTORY ←
「かきだす」によって、作品を画像にエクスポートして他で利用する場合や、
アニメーションGIFによるスライドショーデータなど、データの出力先のディレ
クトリを変更します。
特に設定していなければ、標準のディレクトリは次の場所にあります:
# Linux および Unix — XDG (X Desktop Group) 標準に基づく設定が利用可
能な場合、個々のデスクトップ環境において画像保存用として設定されて
いるディレクトリ("xdg-user-dir PICTURES" コマンドで確認できます)
英語環境では一般的にユーザーのホームディレクトリ以下の "Pictures"
ディレクトリ("/home/ユーザー名/Pictures")になります。(日本語環境
では "画像"
XDGの設定が読み取れない場合や、"XDG_PICTURES_DIR "に何も設定されて
いない場合は、上記の一般的なディレクトリを使用します。
# Windows — 各ユーザーの ""My Pictures"" ディレクトリ(通常は
"C:\Users\ユーザー名\My Pictures")。
また、次のようにして、フォルダを直接開くこともできます:
@ "[Windows]+[R]" キーを押して "ファイル名を指定して実行" ダイア
ログを開く。
@ テキストボックスに "Shell:My Pictures" と入力して [OK] を押す。
# macOS — TBD!
💡 注: 標準では、サブディレクトリ "TuxPaint" が作成されます。(例: "
"/home/ユーザー名/Pictures/TuxPaint"")一方、"--exportdir" オプションを
用いると、指定されたパスがそのまま使用されます(サブディレクトリ
"TuxPaint" は作成されません)。
ディレクトリ(例: "/home/ユーザー名/Pictures/TuxPaint")が存在しない場
合は新たに作成されます。
一つ上の親ディレクトリ(例: "/home/ユーザー名/Pictures")が存在しない場
合もディレクトリの作成を試みますが、それ以上の階層のディレクトリを作成
することはありません。
例: exportdir=/home/penguin/TuxPaintExports
## 保存関連の追加オプション ##
→ nosave=yes ←
絵の保存ができないようにします("セーブ" ボタンも無効になります)。一時
的なお遊びに使う場合や、テスト環境で使えるオプションです。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定
ファイルで "nosave=no" または "save=yes" を設定すると上書きされることが
あります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの "--save" で
変更できます。
→ autosave=yes ←
プログラムを終了するときに、絵を保存するかどうか尋ねずに、自動的に保存
します。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定
ファイルで "autosave=no" または "noautosave=yes" を設定すると上書きされ
ることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--noautosave" で変更できます。
→ reversesort=yes ←
「ひらく」と「スライド」のダイアログで、先頭から新しい順に、作品を表示
します。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定
ファイルで "reversesort=no" または "noreversesort=yes" を設定すると上書
きされることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプション
の "--noreversesort" で変更できます。
### データ ###
## ロックファイル ##
→ nolockfile=yes ←
標準では、Tux Paint は「ロックファイル」と呼ばれるものを使用して、30秒
間に1回以上起動できないようになっています。これは、シングルクリックのラ
ンチャーをダブルクリックしたり、アイコンをせわしなく何度もクリックした
りして、誤って複数回起動してしまうことを防ぐためです。
ロックファイルを無視して、起動してから30秒以内であっても再びすぐに実行
できるようにするには、設定ファイルでこの設定を有効にするか、コマンドラ
インで --nolockfile オプションを指定して Tux Paint を実行してください。
標準では、Linux および Unix では "~/.tuxpaint/" に、Windows では
"userdata\" にロックファイルが保存されます。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定
ファイルで "nolockfile=no" または "lockfile=yes" を設定すると上書きされ
ることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--lockfile" で変更できます。
## データ・ディレクトリ ##
→ datadir=DIRECTORY ←
個人用データファイル(ペイントブラシ、スタンプ、スターター、テンプレー
ト、個人用のフォント)を検索する場所を変更します。
Tux Paint は、ここで指定されたディレクトリ以下の "brushes", "stamps",
"starters", "templates", and "fonts" という名前のサブディレクトリをそれ
ぞれ検索します。
特に設定していなければ、標準のディレクトリは次の場所にあります:
→ Linux / Unix ←
/home/ユーザー名/.tuxpaint/
→ Windows ←
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\TuxPaint\
→ macoS ←
/Users/ユーザー名/Library/Application Support/TuxPaint/
📜 注: バージョン 0.9.18 以前では、個人用データの検索先として "savedir"
の指定と同じディレクトリを使用していましたが、0.9.18 以降では個別に設定
できるようになりました。
💡 注: Windowsのドライブ例: "H:\")を指定する際は、サブディレクトリも
指定する必要があります。
例: datadir=/home/johnny/tuxpaint-data/
## カラーパレットファイル ##
→ colorfile=ファイル名 ←
お好みのカラーパレットを記述した簡単なテキストファイルを作成して、その
ファイル名を "colorfile" オプションで指定すれば、標準のカラーパレットを
置き換えることができます。
ファイルは、1行ごとに1色のリストです。色は RGB の形式で、各色 0 から
255 の範囲で指定します。詳細は、Wikipedia の "RGB" のページを参照して
下さい。)
各行の色は、3つの十進数の組み(例: "255 68 136"、あるいは、3つの16
進数の組からなる6桁または3桁の表記例: "#ff4488" または "#F48”で指定
します。
色の定義に続いて、色の説明を同じ行に書いておけば、カラーパレットでその
色をクリックしたときに Tux がその説明文を表示します。(例: "#FFF 雪のよ
うな白。"
参考となる例として、標準で使われているカラーパレット "
default_colors.txt" をご確認ください。
注: 十進数の値は空白文字で区切って記載し、16進数の値は "#" で始める必要
があります。3桁の16進数では、各桁がバイトの上位と下位の両方に使用される
ため、"#FFF" は "#F0F0F0" ではなく "#FFFFFF" を意味します。
### 操作方法 ###
## マウス ##
→ mouse-accessibility=yes ←
例えば「せん」ツールなどでは、マウスをクリックしてドラッグした後にマウ
スボタンを放すというのが標準の操作ですが、このモードを設定すると、マウ
スをクリックしてからマウスを動かした後に再度マウスをクリックするという
操作になります。
## キーボード ##
→ keyboard=yes ←
キーボードの矢印キーによるマウスポインターの操作が行えるようにします
(マウスが使えない場合や、マウス操作が難しいユーザー向けの機能です)
使用方法:
# キャンバスエリアでは、通常はなめらかに、Shift キーを押しながらでは
飛び飛びにカーソルが動きます。
# ツールボタンのエリアでは、飛び飛びにカーソルが動きます。
# 各キーの動作:
@ [Left]/[Right]/[Up]/[Down], テンキーの [1] から [9]: マウスカー
ソルの移動
@ [Space]/[5]: マウスクリック(テキストツールまたはラベルツールを
使っている場合を除く)
@ [Insert]/[F5]: マウスクリック
@ [F4]: 「どうぐ」、「いろ」、キャンバスの間を順にジャンプ
@ マウスカーソルが左側の「どうぐ」または下部の「いろ」のエリアに
ある場合:
- [F7][F8]: 上のボタン(下のボタン)に移動(「どうぐ」エ
リアのみ)
- [F11][F12]: 前のボタン(次のボタン)に移動
# クリック&ドラッグの操作は、クリックキーのどちらか(例えば [Insert]
)を押しながら、マウス移動のキー(例えば [Left])を押します。
💡 注: "mouse-accessibility" オプションの機能は、キーボードの操作に
も連動します。両方のオプションを有効にした場合、例えば線を引く場合
は、「クリック」のキーを一度押してから「移動」のキーで描画し、最後
にもう一度「クリック」キーを押して描画を完了します。
# 通常のマウスやジョイスティックも同時に使用することができます(例え
ば、マウスで移動してキーボードでクリックしたり、その逆も可能で
す)。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定
ファイルで "keyboard=no" または "mouse=yes" を設定すると上書きされるこ
とがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--mouse" で変更できます。
## 画面キーボード ##
→ onscreen-keyboard=yes ←
「もじ」ツールと「ラベル」ツールで、画面キーボードを表示します。
→ onscreen-keyboard-layout=レイアウト名 ←
もじツールとラベルツールで使用する画面キーボードの初期レイアウトを指定
します。
このオプションが設定されると onscreen-keyboard=yes も設定されているとみ
なします。
→ onscreen-keyboard-disable-change=yes ←
画面キーボードの変更をできないようにします。小さな子供向けにシンプルに
したい場合に設定します。
このオプションが設定されると onscreen-keyboard=yes も設定されているとみ
なします。
⚙ 注: システム全体の設定ファイルで設定されている場合は、ユーザーの設定
ファイルで "onscreen-keyboard-disable-change=no" を設定すると上書きされ
ることがあります。また、どちらの設定も、コマンドラインオプションの
"--onscreen-keyboard-disable-change=no" で変更できます。
### ジョイスティック ###
## デバイスの設定 ##
→ joystick-dev=N ←
何番目のジョイスティックデバイスを使うかを設定します。標準では 0 (最初
のジョイスティック)
→ joystick-slowness=SPEED ←
ジョイスティックの感度を SPEED の値で設定します。0 から 500 までの値が
設定できます。標準の値は 15 です。
→ joystick-threshold=THRESHOLD ←
ジョイスティックでポインターを動かし始めるためのしきい値を THRESHOLD の
値で設定します。0 から 32766 までの値が設定できます。標準の値は 3200 で
す。
→ joystick-maxsteps=STEPS ←
ポインターの移動速度の上限を STEPS にピクセル単位で設定します。1 から 7
までの値が設定可能で、標準の値は 7 です。
## ハットスイッチ ##
→ joystick-hat-slowness=SPEED ←
ハットスイッチの感度を設定します。設定可能な値は 0 から 500 で、標準の
値は 15 です。
→ joystick-hat-timeout=MILLISECONDS ←
ジョイスティックのハットスイッチを押し続けたときに、ポインターが連続し
て動き始めるまでの時間を MILLISECONDS にミリ秒単位で設定します。0 から
3000 までの値が設定可能で、標準の設定は 1000 です。
## ボタンの無効化 ##
→ joystick-buttons-ignore=BUTTON1,BUTTON2,... ←
無効にするジョイスティックのボタンの番号を指定します。何も指定しない場
合、上記の "joystick-btn-" オプションで機能が設定されたボタン以外は、マ
ウスの左ボタンと同じ動作になります。
## ボタンショートカット ##
→ joystick-btn-escape=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "ESC" キーの機能を
割り当てます。(ダイアログの "もどる" や "やめる" で使います)
→ joystick-btn-brush=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "「ふで」ツール" へ
のショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-stamp=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "「はんこ」ツール"
へのショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-lines=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "「せん」ツール" へ
のショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-shapes=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "「かたち」ツール"
へのショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-text=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "「もじ」ツール" へ
のショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-label=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "「ラベル」ツール"
へのショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-fill=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "「ぬる」ツール" へ
のショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-magic=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "「まほう」ツール"
へのショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-undo=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "「とりけし」" への
ショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-redo=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "「やりなおし」" を
選択するショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-eraser=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "「けしごむ」" を選
択するショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-new=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに、「さいしょから」ダ
イアログへのショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-open=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに、「ひらく」ダイアロ
グへのショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-save=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "「ほぞん」" への
ショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-pgsetup=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "印刷設定ダイアログ
" へのショートカットを割り当てます。
→ joystick-btn-print=BUTTON NUMBER ←
ジョイスティックの BUTTON NUMBER で設定したボタンに "「いんさつ」" への
ショートカットを割り当てます。
システム全体の設定を上書きする
上記のオプションがシステム全体の設定ファイル(例: Linuxの場合
"/etc/tuxpaint/tuxpaint.conf")で設定されている場合、個人用の設定ファイル
(例: "/home/ユーザー名/.tuxpaintrc")で上書きすることができます。
"noprint" や "grab" のような、Yes か No のオプションの場合は、個人用設定
ファイルで 'no' と指定するだけで大丈夫です。
noprint=no
uppercase=no
また、以下の例のように、コマンドラインオプションによる上書きのように記述す
ることもできます:
print=yes
mixedcase=yes
コマンドラインオプション
各種オプションは、Tux Paint を起動する際のコマンドラインで指定することもで
きます。
→ --fullscreen=yes
--fullscreen=native
--WIDTHxHEIGHT
--orient=portrait
--buttonsize=SIZE
--colorsrows=ROWS
--native
--allowscreensaver
--startblank
--nosound
--nostereo
--noquit
--noprint
--printdelay=SECONDS
--printcfg
--altprintnever
--altprintalways
--papersize=PAPERSIZE
--printcommand=COMMAND
--altprintcommand=COMMAND
--nolockfile
--simpleshapes
--uppercase
--grab
--noshortcuts
--nowheelmouse
--nobuttondistinction
--nofancycursors
--hidecursor
--nooutlines
--nostamps
--nostampcontrols
--nostamprotation
--nomagiccontrols
--nomagicsizes
--noshapecontrols
--nolabel
--nobrushspacing
--newcolorslast
--mouse-accessibility
--onscreen-keyboard
--onscreen-keyboard-layout
--onscreen-keyboard-disable-change
--joystick-dev
--joystick-slowness
--joystick-threshold
--joystick-maxsteps
--joystick-hat-slowness
--joystick-hat-timeout
--joystick-btn-escape
--joystick-btn-brush
--joystick-btn-stamp
--joystick-btn-lines
--joystick-btn-shapes
--joystick-btn-text
--joystick-btn-label
--joystick-btn-magic
--joystick-btn-undo
--joystick-btn-redo
--joystick-btn-eraser
--joystick-btn-new
--joystick-btn-open
--joystick-btn-save
--joystick-btn-pgsetup
--joystick-btn-print
--joystick-buttons-ignore
--sysfonts
--uifont=FONT NAME
--alllocalefonts
--mirrorstamps
--stampsize=SIZE
--keyboard
--savedir DIRECTORY
--datadir DIRECTORY
--exportdir DIRECTORY
--saveover
--saveovernew
--nosave
--autosave
--reversesort
--lang LANGUAGE
--colorfile FILE
以上のオプションは、上記で説明した設定ファイルでの各種オプションと関連
しています。
→ --windowed
--800x600
--orient=landscape
--disablescreensaver
--startlast
--sound
--stereo
--quit
--print
--printdelay=0
--noprintcfg
--altprintmod
--lockfile
--complexshapes
--mixedcase
--dontgrab
--shortcuts
--wheelmouse
--buttondistinction
--fancycursors
--showcursor
--outlines
--stamps
--stampcontrols
--stamprotation
--magiccontrols
--magicsizes
--shapecontrols
--label
--brushspacing
--newcolorsfirst
--nosysfonts
--currentlocalefont
--uifont=default
--dontmirrorstamps
--stampsize=default
--mouse
--saveoverask
--save
--noautosave
--noreversesort
以上のオプションは、設定ファイルでの設定を上書きするために用いられま
す。(オプションが設定ファイルで指定されていない場合、設定を上書きしな
いというオプションが必要です)
→ --nosysconfig ←
これにより、システム全体の設定ファイル(例: Linuxでは
"/etc/tuxpaint/tuxpaint.conf")が読み込まれなくなります。
ユーザーごとの設定ファイル(例: Linux では
"/home/ユーザー名/.tuxpaintrc")が存在すれば、このファイルのみから設定
を読み込みます。
### 情報を表示するためのコマンドラインオプション ###
以下の各オプションは、Tux Paint を起動せず、情報をテキスト画面に表示して終
了します。
→ --version
--verbose-version ←
プログラムのバージョンとリリース日を表示します。"--verbose-version" オ
プションでは、コンパイル時のオプションも追加で表示します。(ドキュメン
ト "Tux Paint のインストール" および "よくある質問"もごらんください。)
→ --copying ←
Tux Paint のライセンスについての情報を表示します。
→ --usage ←
利用可能なコマンドラインオプションの一覧を表示します。
→ --help ←
Tux Paint の使い方についての簡単な説明を表示します。
→ --lang help ←
Tux Paint で利用可能な言語の一覧を表示します。
→ --joystick-dev list ←
接続されているジョイスティックについて、Tux Paint で利用可能なものの一
覧を表示します。
使用する言語の選択
Tux Paint は非常に多くの言語に翻訳されています。翻訳された言語で Tux Paint
を使うには、コマンドラインオプション "--lang" を用いて、"--lang spanish" の
ように指定するか、設定ファイル中の "lang=" オプションを用いて "lang=
spanish" のように指定します。
また、Tux Paint はお使いの環境の言語設定にも従います。("--locale" オプショ
ンにより環境の設定を上書きすることができます。前述の説明もごらんください)
"--lang help" オプションを用いれば、利用可能な言語の一覧が表示されます。
### 利用可能な言語 ###
+-------------------------------------------------------------------------+
| 言語コード | 言語名 | 言語名 | 入力切り替え |
| | (原語表記) | (英語表記) | キー |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| C | | English | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ach_UG | Acoli | Acholi | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| af_ZA | | Afrikaans | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ak_GH | | Akan | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| am_ET | | Amharic | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| an_ES | | Aragones | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ar_SA | | Arabic | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| as_IN | | Assamese | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ast_ES | | Asturian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| az_AZ | | Azerbaijani | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| bm_ML | | Bambara | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| bn_IN | | Bengali | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| be_BY | Bielaruskaja | Belarusian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| bg_BG | | Bulgarian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| bo_CN (*) | | Tibetan | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| br_FR | Brezhoneg | Breton | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| brx_IN | | Bodo | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| bs_BA | | Bosnian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ca_ES | Català | Catalan | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ca_ES@valencia | Valencia | Valencian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| cgg_UG | Chiga | Kiga | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| cs_CZ | Cesky | Czech | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| cy_GB | Cymraeg | Welsh | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| da_DK | Dansk | Danish | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| de_DE | Deutsch | German | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| doi_IN | | Dogri | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| et_EE | | Estonian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| el_GR (*) | | Greek | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| en_AU | | Australian | |
| | | English | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| en_CA | | Canadian | |
| | | English | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| en_GB | | British English | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| en_ZA | | South African | |
| | | English | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| eo | | Esperanto | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| es_ES | Español | Spanish | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| es_MX | Español-Mejicano | Mexican Spanish | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| eu_ES | Euskara | Basque | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| fa_IR | | Persian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ff_SN | Fulah | Fula | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| fi_FI | Suomi | Finnish | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| fo_FO | | Faroese | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| fr_FR | Français | French | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ga_IE | Gàidhlig | Irish Gaelic | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| gd_GB | Ghaidhlig | Scottish Gaelic | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| gl_ES | Galego | Galician | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| gos_NL | Zudelk | Gronings | |
| | Veenkelonioals | | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| gu_IN | | Gujarati | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| he_IL (*) | | Hebrew | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| hi_IN (*) | | Hindi | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| hr_HR | Hrvatski | Croatian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| hu_HU | Magyar | Hungarian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| hy_AM | Hayeren | Armenian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| id_ID | Bahasa Indonesia | Indonesian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| is_IS | Íslenska | Icelandic | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| it_IT | Italiano | Italian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| iu_CA | | Inuktitut | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ja_JP (*) | | Japanese | 右 [Alt] または |
| | | | 左 [Alt] |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ka_GE | | Georgian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| kab | | Kabyle | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| km_KH | | Khmer | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| kn_IN | | Kannada | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ko_KR (*) | | Korean | 右 [Alt] または |
| | | | 左 [Alt] |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| kok_IN | | Konkani | |
| | | (Devanagari) | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| kok@roman | | Konkani (Roman) | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ks_IN@devanagari | | Kashmiri | |
| | | (Devanagari) | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ks_IN | | Kashmiri | |
| | | (Perso-Arabic) | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ku_TR | | Kurdish | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| lb_LU | Letzebuergesch | Luxembourgish | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| lg_UG | | Luganda | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| lt_LT | Lietuviu | Lithuanian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| lv_LV | | Latvian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| mk_MK | | Macedonian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| mai_IN | | Maithili | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ml_IN | | Malayalam | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| mn_MN | | Mongolian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| mni_IN | | Manipuri | |
| | | (Bengali) | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| mni@meiteimayek | | Manipuri | |
| | | (Meitei Mayek) | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| mr_IN | | Marathi | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ms_MY | | Malay | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| nb_NO | Norsk (bokmål) | Norwegian | |
| | | Bokmål | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ne_NP | Nepali | | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| nl_NL | | Dutch | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| nn_NO | Norsk (nynorsk) | Norwegian | |
| | | Nynorsk | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| nr_ZA | | Ndebele | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| nso_ZA | Sesotho sa Leboa | Northern Sotho | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| oc_FR | | Occitan | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| oj_CA | Ojibwe | Ojibway | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| pa_IN | | Punjabi | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| or_IN | Odia | Oriya | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| pl_PL | Polski | Polish | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| pt_BR | Portugês | Brazilian | |
| | Brazileiro | Portuguese | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| pt_PT | Portugês | Portuguese | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ro_RO | | Romanian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ru_RU | Russkiy | Russian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| rw_RW | | Kinyarwanda | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| sa_IN | | Sanskrit | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| sat_IN | | Santali | |
| | | (Devanagari) | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| sat@olchiki | | Santali | |
| | | (Ol-Chikii) | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| shs_CA | Secwepemctin | Shuswap | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| si_LK | | Sinhala | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| sd_IN@devanagari | | Sindhi | |
| | | (Devanagari) | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| sd_IN | | Sindhi | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| sk_SK | | Slovak | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| sl_SI | | Slovenian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| son | | Songhay | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| sq_AL | | Albanian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| sr_YU | | Serbian | |
| | | (cyrillic) | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| sr_RS@latin | | Serbian (latin) | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| su_ID | | Sundanese | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| sv_SE | Svenska | Swedish | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| sw_TZ | | Swahili | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ta_IN (*) | | Tamil | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| te_IN (*) | | Telugu | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| th_TH (*) | | Thai | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| tl_PH (*) | | Tagalog | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| tlh | tlhIngan | Klingon | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| tr_TR | | Turkish | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| tw_GH | | Twi | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| uk_UA | | Ukrainian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ur_IN | | Urdu | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| ve_ZA | | Venda | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| vec | Venèto | Venetian | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| vi_VN | | Vietnamese | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| wa_BE | | Walloon | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| wo_SN | | Wolof | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| xh_ZA | | Xhosa | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| zh_CN (*) | | Chinese | |
| | | (Simplified) | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| zh_TW (*) | | Chinese | |
| | | (Traditional) | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| zam | | Zapotec | |
| | | (Miahuatlan) | |
|------------------+------------------+-----------------+-----------------|
| zu_ZA | | Zulu | |
+-------------------------------------------------------------------------+
(*) - これらの原語では専用のフォントが必要です。以下の"言語固有のフォント"
の項をごらんください。
💡 注: いくつかの言語では、もじツールでの入力に、その言語用の入力方式が利用
できます。もじツールが有効になっているときに、上の表に示されたキーの組み合
わせを使えば、利用可能な入力方式を順に切り替えることができます。
### 環境で使用する言語の設定 ###
システムの言語を変更すると環境に大きな影響があります。
ここまでで説明したとおり、コマンドラインオプション("--lang" および
"--locale"を用いて実行時に言語を選択できるほか、Tux Paint は、お使いのシ
ステムの言語環境の設定を参照します。
言語環境を設定するやり方は以下のとおりです:
## Linux または Unix のユーザー ##
まず最初に、使用したい言語が有効になるように "/etc/locale.gen" ファイルを確
認、編集した後、管理者権限で "locale-gen" コマンドを実行します。
💡 注: Debian Linux のユーザーは、"dpkg-reconfigure locales" というコマンド
を管理者権限で実行すれば、ダイアログ形式で設定を行えます。Ubuntu では、
"localeconf" パッケージがインストールされていれば "sudo dpkg-reconfigure
localeconf" というコマンドが使えます。また、"/usr/share/i18n/SUPPORTED"
ファイルにある言語のリストの中から、使用したい言語を "/var/lib/locales/
supported.d/local" ファイルに追加するという方法もあります。
次に、Tux Paint を起動する前に、環境変数 "$LANG" を上記のリストの言語コード
のいずれかに設定します。(言語の設定を、全てのプログラムに適用したい場合
は、以下の設定をログインスクリプト("~/.profile", "~/.bashrc", "~/.cshrc"
など)に記述する方法もあります。
BASH などの Bourne Shell 系列の環境の場合:
export LANG=es_ES ; \
tuxpaint
TCSH などの C Shell 系列の場合:
setenv LANG es_ES ; \
tuxpaint
## Windows のユーザー ##
何もしなくても、利用している言語環境に応じて適切な設定が用いられますので、
以下は、他の言語で利用したい場合のための説明になります。
ショートカットに "--lang" スイッチを記述するのが最も簡単です("Tux Paint の
インストール"のドキュメントを参照)。また、コマンドプロンプトで、以下のよう
なコマンドを実行する方法もあります:
set LANG=es_ES
... この言語指定は、実行したコマンドプロンプトウィンドウが終了するまでの間
だけ有効となります。
常にこの言語設定を有効にするには、以下のようにして、"システムのプロパティ"
ダイアログで環境変数を設定します:
+ "[Windows]+[R]" キーを押して "ファイル名を指定して実行" ダイアログを開
く。
+ テキストボックスに "sysdm.cpl" と入力して "[OK]" ボタンを押し、"システ
ムのプロパティ" ダイアログを開く。
+ "詳細設定" タブを選択。
+ "環境変数(N)..." ボタンをクリック。
+ 環境変数 "LANG" の値を編集。(変数が設定されていなければ新たに作成)
### 言語固有のフォント ###
いくつかの言語では、専用のフォントが必要になります。TrueTypeTTF形式の
フォントファイルは、サイズが非常に大きいので、Tux Paint のダウンロードファ
イルには含めず、個別にダウンロードできるようにしています。("使用する言語の
選択"の項の表を参照してください)
📜 注: バージョン 0.9.18 の時点で、Tux Paint では SDL_ttf ライブラリを直接に
は使わず、テキストレンダリングライブラリ "Pango" をSDL経由で使うための
"SDL_Pango" ライブラリを用いています。お使いの Tux Paint が Pango のサポー
トを無効にしてコンパイルされていない限り、言語固有のフォントは必要ありませ
固有のフォントを必要とする言語で Tux Paint を使用する場合、システム全体の "
fonts" ディレクトリ("locale" 以下にあります)からフォントファイルを読み込
みます。フォントファイルのファイル名は、言語コードの最初の2文字と対応します
(例えば、韓国語では "ko"、日本語では "ja"、繁体中国語では "zh_tw" となりま
す)。
例えば、Linux や Unix では、(例えば "--lang korean" オプションをつけて)韓
国語で Tux Paint を使う場合、次のファイルを読み込もうとします。
/usr/share/tuxpaint/fonts/locale/ko.ttf
サポートされる言語用のフォントファイルは、Tux Paint のウェブサイト https://
www.tuxpaint.org/ からダウンロードできます。('ダウンロード' ページの 'フォ
ント' セクションにあります)
Unix や Linux では、同梱の Makefile を使って、適切な場所にフォントをインス
トールすることができます。